最近読んだ本(5月下旬)

能登・キリコの唄/西村京太郎(角川)
3時間弱でサクッと読む。宇出津の小学生が七尾の中学校に進み、高校はほとんどみんな金沢の学校…って、ありえねえよ!戦前じゃないんだから!
*世界一周ビンボー大旅行/下川裕治ほか(講談社文庫)
97年のことなのでちょっと古いが、東西冷戦終了でここまで違ったのかと驚いてしまう。アジア以外での日本人観光客の存在は現在ますます薄くなった。
*文学アルバム・中野重治(新潮社)
プロレタリア作家→逮捕→転向→敗戦→共産党再入党→参院議員→党除名と、波乱に満ちた生涯。この人の詩集は顔に比例して肉食系だ。
江頭2:50のエイガ批評宣言(扶桑社)
エガちゃんがこんなにもまともな文章なのにまず驚く。それと相当な知識量!
*雑誌
ビックコミックスピリッツは「電波の城」と「パギャル!」しか読まないのだが、浜田ブリトニーの人生相談が実にひどい(汗)ひとり焼肉がさびしいなら大食い番組を録画したもの見ながら焼肉食ったらいいってなんだよ!
SPA!鴻上尚史ドンキホーテのピアス」より香山リカ先生曰く、最近の学生は尾崎豊に感情移入しないのだとか。「校舎の窓」やら「盗んだバイク」なんか犯罪やん、と完全否定。その歳で人生幸朗師匠ばりのボヤキか!封建時代のような保身傾向が見られてるよ・・・